サッカー選手の身体ケアでのことです。
社会人リーグのトップクラスで活躍しており、
身体もかなり鍛えています。
普通に考えたら、筋力が弱いなんてことはありません。
でも、私が膝に手を当てて股関節を開こうとし、
選手は閉じるようにする力比べでで私が勝ってしまいました。
内転筋がしっかり使えていれば、
選手が負けるなんてことはありません。
キックが得意なサッカー選手が、
いとも簡単に脚が開かれてしまうのです。
瞬間的な筋力の発揮能力でいえば、
当院に通っている50代女性より弱いのです!
意外とそのような例が多くあるようで、
プロ選手のケアを行っている方も、
部位でチェックすると
筋力が弱いところは多いとおっしゃっていました。
しかし、
これは筋トレをしてもそれほど強くなりません。
力が発揮しやすい身体の環境に整えてあげることが
解決方法になります。
幸い、前述のサッカー選手も、
すぐに力が発揮できる身体になりました。
そうなると、私の力ではびくとも動きません。
短時間で力が強くなるというのは、
筋力が弱いのではなく、
体のアンバランスなどで、
上手く力が出せていないことが原因だからです。
今回のケースは、内臓を調整しました。
通常のトレーニングではできない側面から、
身体状況を改善させると、
スポーツのパフォーマンスアップ、
スキルアップに繋がりますよ。
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